「春画展」

先日、このようなニュースが出ていました。 

 

「春画展 」が9月開催、大英博物館のコレクション含む120点が集結
http://www.cinra.net/news/20150522-shungaten

http://www.waraku-an.com/diary/diarys1/eiseibunko/


『春画展』が、9月19日から東京・江戸川橋の永青文庫で開催される。

江戸時代に葛飾北斎、喜多川歌麿、鳥居清長ら浮世絵師たちが描いた性風俗画である春画。通常の浮世絵では使用されない極彩色が使われるなど高い技術によって描かれており、世界的にも高い評価を獲得している。

2013年にはイギリス・ロンドンの大英博物館で大規模な展覧会『Shunga: Sex and Pleasure in Japanese Art』(『春画展 - 日本美術の性とたのしみ』)が開催され、話題を呼んだ。『春画展』では、大英博物館をはじめとするヨーロッパ諸国や日本の美術館、個人のコレクションから肉筆画約30点を含む120点を展示。

東京での出展作品には、月岡雪鼎、鈴木春信、喜多川歌麿、葛飾北斎の作品や、『Shunga: Sex and Pleasure in Japanese Art』展で展示された70点も含まれる。なお、会期中には展示替えが行われるほか、同展は18歳未満は入場禁止となる。

「春画」とは、江戸時代の人々の性と情愛を描いたもので、日本の美術史上重要なジャンルであるが、日本国内よりむしろ世界で高く評価されてる。

2013年秋から2014年にかけてイギリスの大英博物館で開催された春画展では、9万人をも超える多くの集客があり、話題となった。

この記者発表会で挨拶に立たれた細川護煕永青文庫理事長は、「春画は、”笑い絵”とも呼ばれます。大英博物館で開催された春画展では “日本人にもこのようなユーモアや笑いがあったのだ”という感想が多く聞かれたそうです」と話した。

 


 

春画展といえば昨年の夏、私がロンドン旅行に行ったときに、
ロンドンを案内してくれた現地の方が大英博物館での春画展を見に行かれたそうで、

このことについてとても熱く語っていたのを思い出します。

彼女は仕切りに「Shunga!」と言ってきて、私は初めその意味がよく分からなかったのですが、

 話を聞くにつれて、ああ日本の浮世絵のことかと理解することができました。

その春画が、何でも当時の日本人を身近に感じられて大変面白く、日本の歴史の勉強にもなったそうです。

 

この春画展、日本での開催は一時危うい状況にあったとのことですが、

18歳以上という制限を設けて開催が決まったそうです。

 

東京での開催ですが、機会のある方は是非足を運んでみては如何でしょうか。

 

□春画展—shunga— 永青文庫 春画展日本開催実行委員会主催
http://www.eiseibunko.com/shunga/