英彦山神宮の摂社(せっしゃ)である高住神社のお参りを済まし、神社の登山口から望雲台を目指します。
英彦山は大分県と福岡県の県境にあり、山頂は福岡県に属しています。
ここを源に多くの川が流れ出し、大分県側には彦水川が流れ出し、福岡県側には今川と彦山川が流れ出しています。
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かわいらしい狛犬に別れを告げ、登山道を上がっていきます。
望雲台までの距離は約1.0km。
余裕で到着できると思っていたのですが、それを打ち砕く難所が待っていました。
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山道を登っていくこと約30分。分岐点に到着しました。
確かにここまでは余裕でしたが、苛烈な登りはここから始まります。
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第一の鎖場です。高さは25メートルほどでしょうか。そこを登り終え向かった先には、さらに鎖場が。
そこを登ってみると・・・・。
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「わーー!いい眺め!」
そこは切りたった崖になっていて、足がぞくぞくするほどの高度感。
おそるおそる崖の下を写してみると、下がまったく見えません。高さは130メートルくらいあるとのことです。
風が強かったので、手すりを離すまいと踏ん張っていましたが、ここから落ちたら必ずや身元不明の遺体の出来上がりになることでしょう。。
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望雲台から見た眼下の景色は素晴らしいですが、予想を遥かに上回る絶壁。
両手では無理でしたので片手での合掌。無事に登山できたことに感謝して下山しました。