少し前になりますが、2012年の5月に、私が台湾の台北市を旅行した時の写真です。
台北の桃園国際空港からシャトルバスに乗り、台北駅に到着です。駅の内部はとても広く、飲食店やお土産屋がたくさん入っており、日本の駅と似た感じがしました。
台北市内の観光は、地下鉄を利用すれば大方の名所には行くことができます。
私が地下鉄内で出口がわからなくなった時に、駅員さんに出口をたずねようと「Do you speak Japanese?」と聞くと、丁寧な日本語で案内してくれました。台北市内は、割合、日本語が通じる方が多いようですので、英語が苦手な方でも、さほど不便なく観光ができると思います。
道が分からなくなった時には、思い切ってどんどん道をたずねてみると、思いがけない幸運な出会いもあるかもしれません。
台北は街のいたる所に、日本と台湾が同じ国であったかつての面影が感じられ、初めて歩く通りでもどこか懐かしい感じがしました。
台湾総督府です。私が台湾で一番行きたかった所の一つでしたので、感慨深いものがありました。
総督府の内部は見学ができ、日本語を喋れるガイドの方が内部の説明をしてくれますので、時間に余裕を持って行くといいです。
総督府の前には中学校があり、通学の時間帯に、学校の生徒が交通誘導をしていました。
生徒自らが行うのには少し驚きました。
総督府を後にし、大通りを歩いていくと、広大な公園に突き当たりました。二二八 和平公園です。
この公園は、日本の統治時代に作られた台北新公園が前身となっています。かつてはこの公園に台北天満宮社という神社が創建され、菅原道真公が祀られていたそうですが、戦後に社殿は取り壊され、跡地には福徳宮という台湾のお寺が建っていました。
歩き疲れ、日も暮れかかったので、一旦、宿泊するホテルに向かうことに。
ホテルに着き、荷物を置いて休憩をした後に、夜市に出かけました。
夜市は、通り中に台湾料理の独特なにおいが立ち込めていて、とても印象的でした。
お腹は空いていたのですが、あまり食べたいという気持ちにはなれず、しばらく通りを歩いて、活気に満ちた台北の情緒に浸ることに。