東風ふかば

東風吹かば
匂い起こせよ梅の花
あるじなしとて春な忘れそ

 

この和歌は菅原道真公が生まれ育った京都の邸宅に咲く梅を愛おしんで詠まれたものです。故郷に帰れぬ身となった道真公が大宰府の地で亡くなり今年で1,114年になります。

 

千年の時を越え、今年も境内に咲いた梅を見上げ、御祭神の想いに心を重ねます