宮地嶽神社は福岡県福津市に鎮座する神社です。
ご祭神は神功皇后(じんぐうこうごう)」をはじめ、勝村大神(かつむらのおおかみ)、勝頼大神(かつよりのおおかみ)の三柱をお祀りしています。全国にある宮地嶽神社の総本宮です。
拝殿前には日本一の大しめ縄が掛けられています。
宮地嶽神社は開運 商売繁昌の神社として知られ、毎年220万人以上の参拝客が訪れ、特に正月には三社参りの一社として大変多くの人が訪れます。
本殿では黄金色の屋根が輝きを放ちます。平成22年に屋根の銅板が老朽化のために、新しく黄金のチタン板に張り替えられました。
本殿裏にそびえる宮地岳には日本最大級の横穴式石室古墳があり、九州北部王朝の聖地として様々な伝説が伝えられています。
その一つ、ご祭神である神宮皇后は三韓征伐の折に、この宮地岳の山頂に祭壇を設け、天神地祇に必勝祈願をしたそうです。
夕日が沈む時刻に、光の道が現れます。特に年に二回、2月下旬と10月下旬には、夕日が参道一直線に沈み、その光景は非常に神秘的です。
宮地嶽神社(福岡県福津市宮司元町7−1)
http://www.miyajidake.or.jp/
ご由緒
ご創建は、約1700年前。当社のご祭神「息長足比売命(おきながたらしひめのみこと)」別名「神功皇后(じんぐうこうごう)」は第14代仲哀天皇の后で応神天皇の母君にあたられます。
古事記、日本書紀等では渡韓の折、この地に滞在され、宮地嶽山頂より大海原を臨みて祭壇を設け、天神地祇(てんしんちぎ)を祀り「天命をほう奉じてかの地に渡らん。希(ねがわ)くば開運をた垂れ給え」と祈願され船出したとあります。その後、神功皇后のご功績をたたえ主祭神として奉斎し、随従の勝村・勝頼大神を併せ、「宮地嶽三柱大神(みやじだけみはしらおおかみ)」としてお祀りしました。
以来、宮地嶽三柱大神のご加護のもとで事に当たれば、どのような願いもかなうとして「何事にも打ち勝つ開運の神」として多くの方に信仰されるようになりました。 当社は、全国に鎮座する宮地嶽神社の総本宮です。