敬神生活の綱領

敬神生活の綱領

 

神道は天地悠久の大道であって、崇高なる精神を培ひ、太平を開くの基(もとい)である。

神慮を畏み祖訓をつぎ、いよいよ道の精華を発揮し、人類の福祉を増進するは、

使命を達成する所以(ゆえん)である。

 

ここにこの綱領をかがげて向ふところを明らかにし、

実践につとめて以て大道を宣揚することを期する。

 

 

一、神の恵みと祖先の恩とに感謝し、明き清きまことを以て祭祀にいそしむこと

一、世のため人のために奉仕し、神のみこともちとして世をつくり固め成すこと

一、大御心をいただきてむつび和らぎ、国の隆昌と世界の共存共栄とを祈ること

 

 

 

食前感謝

 

たなつもの 

百(もも)の木草(きぐさ)も 天照(あまてら)す

 日の大神の めぐみえてこそ

『いただきます』

 

 

 

 

食後感謝

 

朝よひに 物くふごとに 豊受(とようけ)の 

神のめぐみを 思へ世の人

『ごちそうさまでした』